2019 Solution Process OLED年次報告書の発刊

インクジェットを使用しているソリューションプロセスOLED(sol OLED)は、TV用大型OLEDパネルとして主に開発されてきたが、最近のモニタ用ディスプレイ市場で脚光を浴び始めた。

スマートフォン用OLEDを製造するFMM方式の蒸着技術は、FMMのたわみ現象のため、基板を2分割または4分割して使用する。スマートフォンサイズのFMMをマスクフレームに10〜15枚貼って蒸着するため、20インチ以上の中型モニター生産時には面取数が少なく採算性が非常に低い。

これに比べてsol OLEDは、基板サイズとディスプレイサイズに関係なく、元の基板からOLEDを作製することができるので、量産性が非常に高い方式である。

UBIリサーチ(www.ubiresearch.com)が発行したソリューションプロセスOLED年次報告書によると、2023年に5.79億ドルの市場を形成すると予想している。この金額は、2023年にOLEDモニター市場の85.3%に相当する。

 

目次
1. 重要な要約

2. Solution Process OLEDの概要
2.1 Solution Process OLED定義と分類
2.2 Solution Process OLEDの予想パネル構造
2.3 TV用Solution Process OLEDの予想工程
2.4 Solution Process OLED製造のための予想layout

3. Solution Processの必要
3.1 Solution Process導入時期待される効果
3.2 Solution Processで製造可能なパネルサイズと解像度
3.3 面取り率分析
3.4 FMMと蒸着工程の問題点
3.5 モニター用OLED製造には、Solution Processが最適
3.6 Solution Process拡張領域

4. Solution ProcessとEvaporation競争力の比較
4.1 OLED製造技術別の長所と短所を比較
4.2 OLED構造の比較
4.3 OLED製造工程の比較
4.4 OLEDの製造技術別投資額の分析
4.5 材料の使用効率
4.6 コスト

5. Solution Process事業化の重要な問題の分析
5.1 事業化の遅れの理由の分析
5.2 Solution Process OLED事業化に成功要素

6. Solution Process OLEDのモニター市場参入のシナリオ
6.1 モニター用Solution Process OLED
6.2 Solution Process OLED市場参入シナリオ

7. Solution Process OLEDのTV市場参入のシナリオ
7.1 TVサイズの大型化の傾向
7.2 Solution Process OLEDのTV市場参入の可能性8. Solution Process OLED技術の課題の分析
8.1 技術問題
8.2 Jetting Formation
8.3 Ink Formation
8.4 Intermixing

9. パネルメーカーのSolution Process OLED事業の現状と開発動向
9.1 サムスンディスプレイ
9.2 LGディスプレイ
9.3 BOE
9.4 CSOT
9.5 JOLED

10. Soluble OLED発光材料の開発動向分析
10.1 DuPont
10.2 Sumitomo Chemical
10.3 Merck
10.4 総評

11. 画素形成装置Supply Chain
11.1 総合
11.2 Ink-jet Printerメーカー

12. Solution Process OLED Market Forecast
12.1 Solution Process OLED市場
12.2 OLED製造技術別のモニター用のOLEDパネル市場
12.3 基板別のモニター用OLEDパネル市場

13. Solution Process OLED展示履歴

14. Epson特許整理
14.1 装置特許整理
14.2 材料特許整理

AMOLED 製造工程レポート ver.2 発刊

『AMOLED製造工程レポート』はAMOLEDを中小型と大型に分けて構造と製造工程を分析しており、さらに中小型AMOLEDの検査工程も図式化したため各メーカーではAMOLEDの全般的な構造や重要工程を把握できるレポートです。

今回発刊されたAMOLED製造工程レポートバージョン2はバージョン1にギャラクシーS10に適用されたHIAA (hole in active area) OLED工程とLTPO TFT工程を始めとして新製造工程技術を追加されました。

本レポートはパネルメーカーだけでなく装備と部品素材メーカーが最近のAMOLED製造工程を理解するための必読レポートです。

目次
1. AMOLED Structure
1.1 Mobile device panel structure
1.2 TV device panel structure
1.3 Substrate
1.4 TFT
1.5 Color Filter
1.6 OLED Pixel
1.7 Encapsulation
1.8 Touch Screen Panel
1.9 Module

2. TFT Manufacturing Process
2.1 LTPS TFT manufacturing equipment layout
2.2 LTPS TFT basic manufacturing process
2.3 Galaxy S10’s LTPS TFT manufacturing process
2.4 Oxide TFT basic manufacturing process
2.5 LG OLEDTV’s Oxide TFT manufacturing process
2.6 TFT inspection and measurement process

3. OLED Pixel and Encapsulation Manufacturing Process
3.1 OLED Pixel and Encapsulation manufacturing equipment layout
3.2 Mobile Rigid OLED manufacturing process
3.3 Mobile Flexible OLED manufacturing process
3.4 TV WRGB device manufacturing process
3.5 Solution process OLED manufacturing process
3.6 OLED Pixel inspection and measurement process
3.7 Encapsulation inspection and measurement process

4. Cell Manufacturing Process
4.1 Cell manufacturing equipment layout
4.2 Mobile Rigid OLED manufacturing process
4.3 Mobile Flexible OLED manufacturing process
4.4 Cell inspection and measurement process

5. Module Manufacturing Process
5.1 Module manufacturing equipment layout
5.2 Mobile Rigid OLED manufacturing process
5.3 Mobile Flexible OLED manufacturing process
5.4 Module inspection and measurement process

6. New technology Manufacturing process
6.1 LTPO manufacturing process
6.2 Camera HIAA (hole in active area) manufacturing process
6.3 Flexible_on cell touch manufacturing process
6.4 Foldable module manufacturing process
6.5 QD-OLED manufacturing process

2019年OLED製造装置レポートの発行

2019 OLED装置
レポート(PDF 108p) Market Track(Excel)
· ASP
· Sales Performance
· Market Forecast
6月 3月/6月/9月/12月

中国のパネルメーカーは、サムスンディスプレイが独走しているスマートフォン用OLED市場での首位の座を奪うために、中国政府の莫大な支援の下、果敢に第6世代の設備投資をしている。一方サムスンディスプレイはLGディスプレイが独走しているTV用OLED市場での首位の座を奪い取るためにQD-OLEDの開発と投資を急いでいる。同時に、サムスンディスプレイはフォルダブルOLEDや「ホールデザイン」(HIAA : hole in active area)など、さまざまな新技術を融合させたOLEDの市場投入によって、中国パネルメーカーの追撃を許さない戦略だ。
2019年OLED装置レポートでは、OLED製造装置の今後の市場動向を見通すために知っておかなくてはならない最新のOLEDプロセス技術を詳しく紹介している。新規プロセス分析では、リジッドHIAA OLEDとフレキシブルHIAA OLEDプロセス技術を詳しく紹介しており、また、フォルダブルOLEDモジュールとQD-OLED工程についても詳述している。
本報告書では、また、主要なパネルメーカーの装置サプライチェーンを詳しく分析している。特にBOEのB7とB11については、装置キャパによる機器台数、サプライチェーンを細かく整理しており、また装置別市場展望を綿密に分析したマーケット・トラック(エクセル)も一緒に提供されている。

2019年OLED部品素材レポートの発行

Material and Component
2019年OLED部品素材レポート
PDF(67p)
OLED Material and Component Market Track
· ASP
· Sales Performance
· Market Forecast
4月 3月/6月/9月/12月

LCDの特性は、バックライトとTFT、液晶、カラーフィルタ、偏光板を含む光学フィルムによって特性が左右されますが、OLEDは、TFTと発光材料、モジュールを構成する材料によって性能が決定される。
一般的なディスプレイの性能は画質として評価するが、フォルダブルOLEDは機械的特性も非常に重要である。 フォルダブルOLEDモジュールを構成する各種フィルム類は画面が折る部分で変性が生じてはならないのでフレキシブルOLEDよりも耐久性の評価が厳しい。
本報告書では、最近話題になっている主なパネルメーカーが事業化を推進しているフォルダブルOLEDの構造を扱っており、ディスプレイを構成している各種フィルムに対して細密調査内容を収録している。

2019年OLED年発光材料レポートの発行

Emitting Material
2019 OLED発光材料レポート
PDF(74p)
OLED Emitting Material Market
· ASP
· Sales Performance
· Market Forecast
3月 3月/6月/9月/12月

2018年BOEのフレキシブルOLEDパネル出荷に続き、2019年には、VisionoxもフレキシブルOLED生産を開始見込みだ。 中国ディスプレイメーカーもフレキシブルOLED生産が可能であることが立証されたことにより、BOEをはじめVisionoxとTianmaは追加ライン投資を急いでおり、中国パネルメーカーの発光材料の消費量が徐々に増えるだろう。
また、サムスンディスプレイは、TV用大型OLEDパネルの生産のために第8世代LCDラインをQD-OLEDラインに改造することが予想されて青色OLED市場が熱くなるだろう。
2019年OLED発光材料のレポートは、中国のOLED発光材料の市場とQD-OLED発光材料の市場を重点に分析し、最新のOLED発光材料の開発動向とメーカー動向を扱った。
本報告書は、マーケットトラックと一緒に提供される。マーケットトラックは年度別の市場データと四半期の市場データの2種類がある。

2019年OLED年間報告書の発行

2019 OLEDレポートには、昨年、レポートよりも、市場とメーカー別動向資料を大幅に強化した。
追加された内容は、1)OLED産業ホットイシュー分析、2)OLEDパネルメーカー事業の現状分析、3)生産キャパ分析と展望、4)需要供給分析、4つの部分である。

また、2018年には市場データのマーケットトラックをレポートと分離して販売したが、今年はマーケットトラック金額を大幅に割引して、レポートとセットで提供する。

【年次報告書セット]

1.年次報告書
2.年間市場データ:生産キャパ、市場実績、需要供給分析、市場の見通しは、ASP
3.四半期の市場データ:生産キャパ、市場実績、需要供給分析、市場の見通しは、ASP
– 追加で四半期データ購入可能

第3四半期OLED市場分析と今後の展望

第2四半期にはSamsung Displayの稼働率が非常に低く、OLED市場実績は第1四半期より悪くなり、業界に緊張を引き起こした。稼働率低下は材料メーカーに直接的な影響を与え、今後、発注が行われると予想されているA5工場の投資が遅れる可能性があるためである。しかし、第3四半期からSamsung DisplayがGalaxy9とiPhone XS向けフレキシブルOLEDの生産を開始したことで、売上が急増した。第3四半期売上実績の71億3,000万米ドルより11億7,000万米ドル多い83億米ドルで、第3四半期の歴代最高売上を記録した。

<第3四半期AMOLED Market Track、UBI Research>

第3四半期の出荷量は1億3,000万個で、今年最高の売上を達成した。出荷量増大に最も大きく貢献した応用製品は、スマートフォン用OLEDである。Samsung Displayの販売量は、前四半期より1,500万個多い。次に出荷量が増加したのはウォッチである。Apple WatchとGalaxy Gearの新モデルが発売され、出荷量が大きく増加した。

LG DisplayはOLED TV市場の活況で、工場をフル稼働しても生産が追いつかない。歩留まりは既に85%に達している。第3四半期にはE4-1ラインの減価償却が終わり、第4四半期から黒字転換が期待されている。

2018年があと1ヶ月で終わる現時点で、2018年の売上は313億米ドルになると予想される。2017年の265億米ドルに比べ、18%の48億米ドルが増加することになる。第3四半期までの実績に基づく2019年の売上予測は、322億米ドルである。今年より2.9%程度増加した数値だ。Samsung Electronicsの注力製品であるGalaxy Sの販売が低迷した上、低価格モデルGalaxy JにOLEDの代わりに安値のLCDが採用されているためである。AppleはOLEDを大幅採用し、1,000米ドル以上のハイエンドスマートフォン用市場に集中する一方、Samsung ElectronicsはOLEDをLCDに変えるなど、250米ドル以下の低価格なスマートフォン市場に関心を寄せている。

 

Foldable OLEDレポート

5G通信時代に最も必要なスマートフォンは、4K解像度を実現可能な7型以上のディスプレイを採用した製品である。スマートフォンサイズが7型以上まで拡大すると、小型タブレットPCとほぼ同じサイズになり、携帯性が悪くなる。このような大型ディスプレイを維持しながら、携帯性を向上させられるスマートフォンは、折りたためるFoldable OLEDを採用したFoldableといえる。

2020年以降は、Foldable OLEDを生産できるパネルメーカーと販売できるセットメーカー、Foldable OLEDやフォンに用いられる材料および部品を供給できるメーカーが、安定的な運営が可能になると考えられる。

本レポートでは、Foldableフォンの成功要因分析とFoldable OLEDの開発動向、特にOLED市場全体の95%以上を占めている中核的存在、Samsung Displayの開発方向とサプライチェーンの分析、市場展望を紹介し、Foldable OLEDの未来を予想した。

四半期別TV用OLED市場レポート

UBI Research(代表、イ・チュンフン)が 『四半期別TV用OLED市場レポート』を発行した。OLED TVが世界のTV市場に占める割合は、まだ数パーセントにとどまっている。しかし、OLED TVは2,000米ドル以上のプレミアムTV市場領域であるため、売上高の規模は次第に大きくなっている。

2018年の第2四半期にTV用OLED製造ラインの基板面積は112万m2で、第1四半期と同様だった。中国Guangzhou工場の増設によって、2018年の年間基板面積は1,948万m2となり、2017年の1,480万m2に比べて31%増加する予定である。

プレミアムTV市場におけるOLED TVの販売好調により、第2四半期のWRGB OLEDパネルの売上高は4億6,000万米ドルで、前四半期の3億6,700万米ドルに比べて21%の増加となった。

第2四半期にWRGB OLEDパネルの出荷量は72万台と集計され、前四半期の58万台より19%増加した結果となった。2018年TV用OLEDパネル市場は21億8,000万米ドル規模になり、前年の14億5,000万米ドルに比べて33%増加すると予想される。OLEDパネルの製造コストは、55型UHD OLEDパネルが432米ドル、65型と77型がそれぞれ967米ドルと1,067米ドルと分析された。77型パネルのみが唯一黒字を確保できるとみられる。

本レポートは、TV用OLEDパネルの生産規模、市場実績、需要および供給分析、市場展望、コスト分析について説明しており、四半期ごとに発行される予定である。

 

四半期別スマートフォン用OLED市場レポート

スマートフォン用OLED市場レポートは、OLED産業関連企業がスマートフォン用OLED市場の変化を正確に理解し、今後の方向性を予測できる情報の提供を目的として作成された。

 

OLEDパネル市場の注力製品であるスマートフォン用OLEDの市場実績を四半期ごとに調査して分析を行い、市場の変化を予想している。また、Galaxy SとiPhoneのフレキシブルOLED(モジュールを含む)を構成している材料および部品コストを分析し、情報提供を行っている。全ての内容は、UBI Researchが毎四半期に発行する「Market Track」のデータに基づいて作成された

本レポートでは、スマートフォン用OLED市場実績とコスト、投資現況を四半期別に分析し、需要および供給と市場展望について説明している。急変するOLED産業において、スマートフォン用OLED市場の変化を正確に理解しておけば、OLED市場が今後どのように変化していくかを予想することができる。

 

第2四半期に世界のスマートフォン用OLED製造ラインの基板面積は349万m2で、第1四半期の327万m2に比べて6.4%増、前年同期比30.1%の増加となった。2018年の年間基板面積は1,480万m2となり、2017年の1,080万m2に比べて27%増加する予定である。

 

2018年第1四半期と第2四半期の実績を分析した結果、今年のスマートフォン用OLED市場規模は285億米ドルになると予想される。2017年の242億米ドルに比べて14.9%増加する見込みだ。OLEDパネル市場をリードしているSamsung DisplayのA3ラインの稼働率が第2四半期から少しずつ上がり、第3四半期には70%以上稼働するとみられる。これによって、発光材料を含む多くのディスプレイ材料市場も成長を続けると考えられる。第2四半期に韓国メーカーのOLED売上高は、62億8,000万米ドルで、売上高全体の96.9%を占めた。2位の中国は1億9,000万米ドルで、3%にとどまった。